ヒキガエルの飼育で冬眠は温度管理次第!?
2023/08/20
今回はヒキガエルの飼育で冬眠はさせたほうが良いのか?について書いていきます。ヒキガエルも自然界に過ごしていたら、気温の変化とともに自然に「冬眠」しますよね?
でも飼育下のヒキガエルは普通にしないです。温度管理されてますから。ここでは「冬眠」についてもっと深く書いていきたいと思いますね☆
そもそも「冬眠」はなんのためにするのか?
そもそも冬は他の生き物も活動せず、エサがとれない状態が続く時期。つまり、このままでは生命の危機ですね。
なので眠ることによって、身体の代謝を極限に下げて「お腹が空かないようにする」「生命維持をする」。極論になってしまいますがこれが一番だと思います。(ここでは学術的なことは省略します。)
なのでペットとしてヒキガエルが好きで「飼育してる」ならば、特に人工的に冬眠させる必要性はないと思います。人工的に冬眠させるには意外と気を遣わなくてはならないです。
それに事故死の可能性もあるので私は「冬眠させない」派です^^;ペットとしてヒキガエルを飼うということは「観賞したり、戯れたりしたい」でしょうから。
【我が家のむさしです^^;】
もちろん、自然の摂理どうりに育てたいという方もいらっしゃいますので、その考え方も尊重します。
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ヒキガエルを冬眠させないためには?
違う記事でも何回か触れましたが、ケージ内の温度を20~25度にキープしていれば「冬眠する」ことはありません。要はカエルさんに日本のすばらしい四季を感じさせなければOKです。少し味合わせてあげたいですが・・・^^;
ちなみに10度以下になってくると「冬眠」に入り始めます。エアコンの故障、ヒーターの故障でなる可能性も無きしもあらず。ですが、落ち着いて20~25度にしてあげれば問題はないと思います。
私は他の小動物も飼育してますが、これは便利でずっと使ってます。
冬眠して怖いのは、人間の歩く振動や騒ぎ声などで「土のなかで中途覚醒」して代謝が上がり、お腹が空いたまま、体力が消耗してそのまま逝ってしまう事故です。
なので、中途半端な知識で人工的に冬眠させるくらいなら、させないほうがよいというのが私の考えです。
機器の故障で一時的に「冬眠に近い状態」になったからといって、餓死という事故はないでしょう。ただこの場合、カエルの身体が一度「冬眠状態」に入ろうとしてます。
その影響でバイオリズムが狂っているでしょうから・・普通の元気な状態に戻るまでは、寝ぼけてて時間がかかる可能性もあります。
とはいえ、「冬眠 → 代謝が下がる → その分、寿命が延びる」という可能性も否定できません。なので、きちんと自然の摂理に従い「冬眠させる」という飼育者の方もいらっしゃいます。
これは管理者の考え方しだいです。
どうしても冬眠させたいんだけど?
冬眠させたいという方。
・腐葉土や水苔(園芸用でもOK)などに十分に水を含ませて冬眠用のケージにたくさん敷き詰めてあげて移す。
・室内の温度の影響や日光の影響を受けない場所(室外)に置く(0度でも凍らない身体の構造になっている)
・冬眠させる前にエサを多めにあげておく。
私はどちらかというと「カエルをずっと観賞していたい」派なので、方法や情報がわかっていてもなんとなく心配で実行できませんが^^;
自分の家の庭にヒキガエルを放して飼っていらっしゃる方は、自然に「冬眠できる温度、環境」などが揃っているでしょう。これが「冬眠させる」には理想でしょうか。
ヒキガエルの冬眠のまとめ☆
何のためにヒキガエルを飼うのか?ペットとして観賞したい、戯れたいのか?生物として育てたいのか?などなどいろいろな飼育者の考え方があると思います☆
1.冬眠させるさせないは飼育者の考え方しだい。
2.適温さえキープしておけば冬眠とは無縁。
「管理の楽さ」か「生命の面白さ」を楽しむか。どんなカエルライフを楽しみますか?ではでは・・・
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